我が住まいのリセット | ブログ

2015年11月21日

我が住まいのリセット

和ホームは、今年、椎葉工務店グループから分かれて新たなスタートを切りましたが、
そのスタートにあたり、自分が長年暮らした自宅を新たに建て直すことを心に決めていました。
新しく建てる家は、自分自身のキャリアの総決算だと考え、建築途中には、お客様に余すことなく、ご覧いただき、ブログ上はもちろんウェブサイトに、建築風景や住み心地の豆知識を含め、公開していきたいと考えています。
今回は、これまで住み慣れた私の家について、少しお話しさせてください。
 
この家は、私が厄年である41歳のときに、当時一番弟子であった私の甥に全てを託し、私は釘ひとつ打ち込むことはしませんでした。
家は『入母屋造り』で軒が深めに入り、化粧野路瓦は『淡路いぶし瓦特一等品』で、34年経過した現在でも、色褪せは一切しておりません。
また、雨桶は銅板平打ちで、再利用するつもりです。
良いモノは、価格に反映しますが、その分、耐久性も見栄えも保証付きといっても過言ではありません!
建物内にも当時としては様々なこだわりを試みました。
水洗トイレやクーラーはもちろんのこと、給湯システムは自動式を採用し、それまでの府営住宅の不便さから一転、便利過ぎて夫婦揃って、毎日が戸惑いの連続でした~!
今では、当たり前のシステムですがね(^^;)
 
写真をご覧なってもらってわかりますが、34年も経つと、松や槙、モチの木がしっかりとした幹をもつ「木」に成長し、夏は日よけにおお役立ちで、モチの木の実を目当てにくる小鳥のさえずりは、心地よく季節をしっかりと感じさせてくれました。
それと、百日紅は花がとっても素敵で、しかも長期間咲いているので、それを眺めて、何度も平穏な気持ちになった記憶がよみがえってきます。
やはり、日本の家には”お庭”が似合い、それは私たちに四季の移ろいをしっかりと告げてくれる1年時計のようなものなんですね。
今度の新しい家の「お庭」も楽しみです。
和ホーム本社の“お庭”『イングリッシュガーデン』も、年が経つにつれて様々な表情が現れるそうです。
その分しっかり手をかけてあげないといけないらしいのですが(^^;)
数年後には、バラを中心とした、皆様を魅了できるガーデンに仕上げていきたいです。
 

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