“ガテン系”の代表格 「大工」さんたちの労働市場 | ブログ

2016年08月04日

“ガテン系”の代表格 「大工」さんたちの労働市場

和ホームと大工さんなどの職人さんたちとの関係は、切っても切り離せない関係です。
先日、新聞に、この“ガテン系”職人さんたちの労働条件が改善されつつあるという記事が出ていました。
 
 

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私も、半世紀以上に渡ってこの仕事に従事してきましたが、世間ではいわゆる3Kの仕事として、成り手が年々減少傾向にあります。
グラフを見て頂いても、「建設」分野の就業者推移は、目に見えて減っています。
それは社会の成り行きですし、仕方ないことですが、では、実際にこの比率がさらに下がっていくとどうなるでしょうか?
端的に言えば『家』が建たなくなります。
海外では、移民政策をはじめ、入国制度の緩和などで、若い労働力の確保=「建設」従事者は、むしろ増える傾向にありますが、日本ではそれを望むことは出来ません。
それが、このブログの冒頭に申し上げた「労働条件の改善」という話につながります。
和ホームで、多くの職人さんをお預かりしている私にとっては、とても素晴らしいことだと思います。
特に、大工さんという職業は、ガテン系の中でも、多方面の知識を必要として、さらに、人一倍の体力がいる仕事です。確かに、大工さんたちの労働条件は、私たち和ホームの経営を一見圧迫しそうですが、私はそれは良いことだと思っていますし、従来から、職人さんたちと対等の立場で仕事をすることを心掛けてまいりました。
 
それと、ご紹介している記事には、まだ注目すべきポイントがあります。
それは、65歳以上の就業者数が、前回5年前の調査と比べて、なんと27%もアップしているということです。
私はすでに70歳の大台を越していますが、今でも現場を飛び回っています。
和ホームにも、65歳以上で素晴らしい仕事をしていただける職人さんが大勢おります。
少子化は、確かに深刻な問題ですが、一方で元気な高齢者が増えています。
この労働力こそが、これからの日本の原動力になると考えると、なにかワクワクしますし、ガテン系職人さんたちの立場や労働条件が改善されることは、明日の日本に一筋の光を見出せるのではないでしょうか。
もしかしたら、40歳くらいから、大工を目指す人も現れるかもしれませんね。
40歳でスタートしても、腕さえあれば30年以上は現役でいられる素晴らしい世界ですから(^^)/
 
 

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