恒例!和ホーム前!だんじりレポート | ブログ

2016年10月11日

恒例!和ホーム前!だんじりレポート

ようやく、和ホームの本社がある、岸和田の山側のだんじり祭りも終わりました。
毎年のことですが、本社前を駆け抜けていくだんじりの姿は圧巻!!なんですよ~。
「嵐の後の静けさ」とは、まさに、今の岸和田のためにあるようなことわざですね。
とにかく、岸和田は「だんじり」を中心として、一年間が回っているんです。岸和田の各家庭のカレンダーは、このだんじり祭りのある9月、山側では10月からスタートしています。
今年も、10月祭礼(山側)では、6地区から46台のだんじりが出動したと聞いています。
 
さて、今年は「彫り物」に注目してみました。
和ホームのような、住宅メーカーの人間にとってみれば、どうしても気になるところです。
岸和田のだんじりの彫り物の特長は、漆塗りや金箔などを施さずに、欅の木目を活かした仕上がりで、彫り物の種類は、人物、馬、霊獣、そして花鳥ものから唐草などの文様に至る、実に様々なものが多く見受けられます。
見どころは、写真で見てもらってもわかりますが、腰回り、見送りなどで、そこには主に戦記物語が彫刻されています。
題材には、大衆に親しまれた歌舞伎や人形浄瑠璃が多く、実際の歴史と空想が入り混じった世界が彫り込まれています。
 
全国にあるだんじりや山車・鉾などは、幕、刺繍、飾り金具で装飾されることが多いのに対し、なぜ岸和田のだんじりは彫刻を主として装飾されるのか。
それは岸和田に隣接する貝塚におこった「岸上」一門の影響が大きいと考えられています。
「岸上」一門は由緒ある宮彫師の一門で、日光東照宮をはじめとする寺社建築が、彫物の量・質ともに優れているのも「岸上」一門の影響だと言われてます。
また、泉州の大工の間では、伝説の宮彫師・左甚五郎は貝塚の生まれであるとの説もあり、「岸上」一門の始祖である「岸上甚五郎左義信」がそのモデルではないかとの説もあります。
現在、「岸上」の直系は残っていないようですが、今もその技は岸和田の彫刻師、大工に受け継がれています。
だんじり祭りを彫師のことをしのびつつ鑑賞するのも、乙なものですよね。
 
 

%e4%bc%9a%e9%95%b7%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0161011_%e3%81%a0%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%8a%e7%a5%ad%e3%82%8a%e5%b1%b1%e5%81%b4_%e5%bd%ab%e5%88%bb_1

 

%e4%bc%9a%e9%95%b7%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0161011_%e3%81%a0%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%8a%e7%a5%ad%e3%82%8a%e5%b1%b1%e5%81%b4_%e5%bd%ab%e5%88%bb_2

 

%e4%bc%9a%e9%95%b7%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0161011_%e3%81%a0%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%8a%e7%a5%ad%e3%82%8a%e5%b1%b1%e5%81%b4_%e5%bd%ab%e5%88%bb_3

 

%e4%bc%9a%e9%95%b7%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0161011_%e3%81%a0%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%8a%e7%a5%ad%e3%82%8a%e5%b1%b1%e5%81%b4_%e5%bd%ab%e5%88%bb_4

和ホームを体感出来るモデルハウス見学会

カタログを眺めてイメージすることから始めましょう 資料請求はこちら

Copyright© 2014 Nagomi-Home co.,ltd. All rights reserved.
株式会社和ホーム
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町1丁目7-1
建築業許可:大阪府(22)第135538号