地震に対する備えを再確認
「天然木を使った木造建築&リフォームで安心な住まいをご提案」 和ホームの椎葉正四です。
4月に入り、思い起こされることは、1年前の熊本地震です。
このブログでも何度もお話ししてきましたが、私の故郷は、熊本の隣の宮崎県椎葉村です。
椎葉村と激震地のひとつでもあった南阿蘇村は、結構近く、今でも、椎葉村から同地区に行く道が不通となっています。
熊本地震では、椎葉村の被害はほとんどなかったものの、震度5を記録した地域もあり、椎葉村では消防隊員をはじめ、多くのボランティアが熊本の応援に駆け付けたと聞いています。
私が、この地震で危惧したことは、熊本地震の発生率が全国的にも極めて低い地域だったことです。
地震予知連の方に苦言を呈するわけではありませんが、正直「予知」はまったくあてにはならないと実感できた地震でもありましたし、何より大切なことは、日頃から地震に対する備えを怠らないことだと思います。
そこで、先日の新聞資料をご覧ください。
今、最も恐れていることは、南海トラフです。
これは、日本列島が位置する大陸のプレートの下に、海洋プレートのフィリピン海プレートが南側から年間数cm割合で沈み込んでいるとされる場所です。
これにより、2つのプレートの境界には、ひずみがどんどんと蓄積されているとされています。
年表もご覧ください。過去1,400年間を見ると、南海トラフでは約100~200年の間隔で、蓄積されたひずみを解放する大地震が発生しており、近年では、昭和東南海地震、昭和南海地震がこれに当たります。
この地震が起きてから70年近くが経過しており、南海トラフにおける、次の大地震発生の可能性が高まってきています。
皆様、熊本の地震から一年を迎える今こそ、改めて、各家庭そして各自が地震に対する備えを再確認することをお薦めします。
和ホームでは、このような情報交換を、お客様に対して、できるだけ心掛けて行っています。
耐震もとても大切なことですので、和ホームでは365日、様々なご相談に対応しております。
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