これからの季節、ヒートショックにご注意ください。
「天然木を使った木造建築&リフォームで安心な住まいをご提案」 和ホームの椎葉正四です。
秋本番、「天高く馬肥える秋」です。行楽にも、グルメにも、最高の季節を迎えますね。
和ホームのガーデンも秋の花が咲き始め、秋の装いです。
9月の後半になると朝晩は涼しく、肌寒くなってきます。
昼間は暖かかったので、薄着で寝てしまって風邪をひいてしまう・・・というのが、この季節ではないでしょうか?
岸和田の山側のだんじり祭りが終わる、10月の中旬になると、冬の気配を感じるようになってきます。
そして、12月に入ると、風邪の季節、インフルエンザのシーズンに突入ですね。
免疫の低い、子供や高齢者の方は早めに予防接種した方がいいですね。
さて、以前この和ホームのブログでも何度かご紹介していますが、今回は、ヒートショックについてです。
ヒートショックは、部屋間の激しい温度差により、血圧が急上昇して心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などをひき起こす怖い現象です。
日常、血圧が高めの方は特に気をつける必要があります。
住まいの温熱環境の設計をしっかり行うことで、部屋間の温度差を少なくし、健康リスクを減らすことができるので、是非、皆様にも実践してほしいです。
ヒートショックが起こりやすい季節は、冬です。そして、家の中で最も起こりやすいのが風呂場、脱衣所です。
次に多いのが玄関です。家の中と外の気温差が原因です。
ここでは、家の中で起こりやすいヒートショックの現場、入浴時の温度差をなくすための対策方法を6つご紹介します。
①脱衣所を暖房で暖めましょう。
脱衣場にファンヒーター等の暖房器具を設置しましょう。
裸になったとき急激な寒さを感じることもなく、血圧が異変をきたすリスクが下がります。
②湯船のフタを開けておきましょう。
入浴の10分以上前から浴槽のフタを開けておくようにしてください。
湯気が上がるので浴室全体が暖かくなり、ヒートショックが起こりにくくなります。
③シャワーでお湯をはりましょう。
湯船のフタをあけておくのと同様の理由から、お風呂のお湯をシャワーで張るのは大変効果的です。
浴室が蒸気で温まる上、湯船の温度も程良くなります。
④風呂の温度は40℃以下にしましょう。
室内や脱衣所とお風呂の温度差が10℃以上開くとヒートショックのリスクが高まるため、湯温は40℃以下に設定してはるようにしましょう。
⑤食前に入浴しましょう。
夕食前に入浴することで、比較的まだ体の生理機能が疲れていない状態でお風呂に入れます。
加えて、食事をすることで血圧が下がりやすくなるため、食事をとる前に入浴するのがヒートショック対策には効果的です。
⑥高齢者の一番風呂は避けましょう。
一番風呂は浴室が冷え切っています。お湯も入れたてで、熱いですよね。
2番風呂以降ならば浴室は温まっていますし、良い湯加減になっているでしょう。
以上6点を入浴時には、気をつけてみましょう。
高齢者に多いヒートショックですが、誰にでも起こり得る症状でもあります。
特に温度差が激しい冬の入浴時には、家族全員がヒートショックに注意しましょう。
自分のことだけではなく、家族皆が無事お風呂に入れているのか気にかけることも有効な対策となるでしょう。
最後まで読んで下さり有難うございました。
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