今年もやって来ました!椎葉村の「椎葉平家まつり」 | ブログ

2017年09月30日

今年もやって来ました!椎葉村の「椎葉平家まつり」

「天然木を使った木造建築&リフォームで安心な住まいをご提案」 和ホームの椎葉正四です。
 
今日は、私の故郷、宮崎県椎葉村の話題です。
 
このブログでも毎年この季節になると紹介してきましたが、懲りずに今回もご紹介いたします。
 
椎葉村に残る鶴富姫と那須大八郎の伝説を甦らせた椎葉村最大のイベント。
今年は、11月の10~12に開催されます。この季節は紅葉も見ごろですよ。
 
イベントの流れとしては、鶴富姫を供養する「法楽祭」から始まり、
当時の様子が再現される華麗な時代絵巻の大和絵巻武者行列」は圧巻です。
 
それでは、鶴富姫と那須大八郎の復習です。
800年前、壇ノ浦の合戦に敗れた平家の武士は、追っ手を逃れて、全国各地の深い山奥へ向かいました。
その中で、椎葉村での記録が残る「椎葉山由来記」は次のように伝えています。
 
道なき道を逃げ、平家の残党がようやくたどりついたのが山深き椎葉村でした。
しかし、この隠れ里も源氏の総大将頼朝に知れ、那須与一宗高が追討に向かうよう命令されるが、病気のため、代わって弟の那須大八郎宗久が追討の指揮を取りました。こうして椎葉に向かった大八郎、険しい道を越え、やっとのことで隠れ住んでいた落人を発見します。
しかし、かつての栄華もよそに、ひっそりと農耕をやりながら暮らす平家一門の姿を見て、哀れに思い追討を断念します。
幕府には討伐を果たした旨を報告したのです。
普通ならここで都に戻るところでしたが、大八郎は屋敷を構え、この椎葉村にとどまったのです。
そればかりか、平家の守り神である厳島神社を建てたり、農耕の法を教えるなど彼らを助け、協力し合いながら暮らしたのです。
そして、平清盛の末裔である鶴富姫との出会いが待っていました。
これが「鶴富姫と大八郎の物語」です。
鶴冨姫と大八郎は恋に落ち、やがて結ばれることになりました。
その一連の内容は、「ひえつき節」にもしっかりと残っています。
「ひえつき節」については、また、じっくりとお話ししますね!
 
ところが、突然、悲運が二人に降りかかることになったのです。
大八郎に対して、幕府から、「すぐに兵をまとめて帰れ」という命令が届いたのです。
このとき鶴富姫はすでに身ごもっていました。
しかし、平家の姫を連れていくわけにもいかず、分かれのしるしに名刀を与え、
「生まれた子が男子なら、わが故郷下野(しもつけ)の国へ、女ならこの地で育てよ。」と言い残し、椎葉村を後にするのです。
そして、生まれたのはかわいい女の子で、鶴冨姫は大八郎の面影を抱きながら、いつくしみ育てました。
 
どうですか、とつてもロマンチックな物語でしょう。
和ホームにお越し頂ければ椎葉の語り部、椎葉正四が、もっと詳しく語らせて頂きます。
和ホームには、ポスターも掲載していますので、皆さま、是非、ご覧くださいね!
 
 

20171011 9月ブログ⑤

 
 

最後まで読んで下さり有難うございました。
ランキングに参加しています。
 
励みになります。
↓下をポチっと応援クリックお願いいたします。↓
 


にほんブログ村

 
 
 

和ホームHPはここをクリックしてご覧ください

和ホームを体感出来るモデルハウス見学会

カタログを眺めてイメージすることから始めましょう 資料請求はこちら

Copyright© 2014 Nagomi-Home co.,ltd. All rights reserved.
株式会社和ホーム
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町1丁目7-1
建築業許可:大阪府(22)第135538号