「木のお話し」 第3弾は、「栗」「ヒバ」 | ブログ

2018年08月03日

「木のお話し」 第3弾は、「栗」「ヒバ」

こんにちは。
和ホームの椎葉正四です。
いよいよ8月に入りましたが、この暑さはまだまだ加速しそうですね。
それに台風も毎週といっていいくらい赤道直下で発生しています。
各地では水不足が深刻な問題となっていますが、
一方では、台風や低気圧の影響で豪雨に見舞われる地域も続発しています。
なんとか平準化して欲しいところですが、
そこは人間のエゴでしょうか。災害、特に水害には日頃からの「備え」が何よりも大切です。
和ホームでは、このような備えにつきましても、ご相談に応じています。
いつでもお気軽にお越しください。さて、今日は、「木のお話し」第3弾です。
今日は「栗」についてです。
みなさま、栗と言えばこの写真のような栗を想像されますよね。

美味しそうな栗

美味しそうな栗


 
しかし栗は昔から材木としても多用されてきたのです。
栗は、ブナ科クリ属。堅くて腐りにくいので、建物の柱や土台、線路の枕木、
家具等に使われたが、近年資源量の不足から入手しづらくなってきています。
成長が早く、よく燃えるので昔は薪木としても使われていた。
縄文時代の建築材や燃料材はクリが
大半であることが、遺跡出土の遺物から分かっています。
触感は松に似ていますが、松より堅く年輪もはっきりしているのが
特長です。栗の丸太はこんな感じです。
栗の丸太

栗の丸太


 
次にヒバです。ヒノキ科アスナロ属の木ですが、ひばといえば、連想されるのはやはり
「天然青森ひばの美林」でしょうね。ヒバの木はこんな感じです。
ヒバの大木

ヒバの大木


青森県の木はヒバです。また青森県の県名の由来は、冬におあおあおと茂ったヒバの山から
きていると聞いたことがあります。
木曽桧、秋田杉と並び称される日本三大美林のひとつに数えられるそれは、
日本の木材の財産と言えるものでしょう。
産地周辺では建築物にも多く用いられていて、桧が入手しづらいところでは社寺仏閣にも
使われ、平泉の中尊寺がひば造りで有名です。
ヒバの丸太

ヒバの丸太


 
ヒバは、腐朽菌に強く、ヒノキ同様にヒノキチオールというシロアリが嫌う成分を
多く含んでおり、桧りも虫よけ効果があると言えます。
だから、中尊寺もしっかりと守られてきたんでしょうね。
さて、ここまで材木になる主な木をご紹介してきましたが、
次回は、「無垢の木が何故良いか」ということについて、
繰り返しになるかもしれませんがお話ししたいと思います。
 

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