2014年09月11日
「椎葉村の山と川」日記⑭
今日は、宮崎の「ひむか神話街道」について、ご紹介したいと思います。
因みに「ひむか」とは、漢字では、「日向」と書き、「日に向かう土地」「朝日の良く当たる土地」という意味で、宮崎県のことを「日向の国」とも呼んでいます(^-^)
「ひむか神話街道」は、宮崎県の観光、プロモーション活動として、平成15年に整備されたもので、北は、高千穂の天岩戸神社から、南は、高原町の皇子原公園までの全長300キロに及び、主に「神話」をテーマとした街道です。
ご存知のように宮崎は、国内でも有数の神話のふるさととして知られ、この街道には、天孫降臨や海彦山彦、日本書紀、古事記にまつわる神話や平家落人伝説の舞台が数多く点在しており、まさに日本三大秘境の一つに値すると言えます。
そして、これらの神話や伝説に基づき、その土地の人々が様々な風土や文化を形成してきました。
特に、11月に椎葉全村で奉納される「椎葉神楽(かぐら)」は、そのエリア独自の踊りや唄が脈々と受け継がれてきており、夜通し執り行われる勇壮かつ神秘的な神楽は、まだ子どもだった私に、鮮烈な印象を与えてくれました。