「木のお話し」 第4弾は、「ケヤキ」「カシ」
「天然木を使った木造建築&リフォームで安心な住まいをご提案」 和ホームの椎葉正四です。
甲子園では熱戦が続いてますね!
こんなに暑い中、若い人たちのエネルギーには脱帽です。
和ホームは、お盆も営業しております。是非、お立ちよりくださいね。
さて、今回は「木」シリーズの第4弾「ケヤキ」と「カシ」です。いずれも常緑樹で、味わい深い木ですね~
それでは、まずは、「ケヤキ」(欅)から。
ケヤキの特長は何といっても木目が美しく、磨くと信じられないくらいの光沢が生まれることですね。
今世間では、「欅坂46」の人気が凄いですが、私がこのグループの名前を初めて聞いた時は、
メンバーはさぞ美しい人たちで、スターの原石なんだろうなあって思いました。
余談ですが、私は未だに、「AKB」や「欅坂」の区別がつきません(^^;)
さて、話は戻りますが、ケヤキは比較的硬くて、摩耗に強いので、家具や建具にしばしば使われます。
当然、昔から住宅にも使われてきた木で、特に神社仏閣には多用されてきました。
しかし、現在では、あまり伐採されなくなり、高価な木となったので、
庶民の住宅には使えなくなっています。
次に、「カシ」についてです。樫の木は、常緑性であり、葉には表面につやがあり、
鋸葉=葉の縁のギザギザを持つものが多いです。
漢字で木偏に堅と書くことからも判るように材質は非常に堅く、
また粘りがあり強度も高く耐久性に優れています。
その特性から道具類、建築用材などに使われてきました。しかし、
逆に、加工がしにくい、乾燥しにくいといった難点があります。
常緑樹であるために防風林としての機能も果たしてきましたし、
樫の生葉・生木は他の樹木と比較した場合に燃え難いこともあり、
隣家火災の延焼を防止する目的も持ち合わせていました。旧家で樫の木を
よく見るのはこのことが理由なのです。
用途としては、非常に硬く加工が難しいので、住宅材として使われることはなく、
建築との関わりでは欄間、敷居に昔からよく使われてきました。
また、鉄道の枕木や古くは、鉄道の木製レールとしての用途もありました。
要は相当な強度があるということですね。その他、金づちやスコップの柄や
だんじりのかじ取りにも樫は使われることが多いです。岸和田のだんじりにも一役買ってるわけですね。
最後まで読んで下さり有難うございました。
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