「椎葉村の山と川」日記⑰ | ブログ

2014年09月16日

「椎葉村の山と川」日記⑰

さて、再び椎葉村の民家についてです。
今回は、私自身思い出深い、家のお手伝いや民謡について書いてみました。
家の中で「お手伝い」と言えば、「どじ」または、土間と言われるところを思い出します。
土間という言葉は、今でも田舎に行けば普通に使われていますね。
写真のかまどは、つい最近まで、各民家では普通に使われてきましたし、私は子どもの頃、よく火起こしをしました。
かまどから出たススは、家の壁をつたい天井に上り、自然の防虫、防カビ効果に威力を発揮します。
これが、家をより強固な造りにして、数百年の風雪にも耐えるのです!
 
和ホームでは、まさに「適材適所」、家造りには、しっかりと木を選択することを一番のモットーとしています!
夏は涼しく、冬は暖かい「呼吸する家」を造る努力は常に怠っていません(^^)
 
さて、お手伝いの話に戻りますが、「唐臼」「石臼」は、辛い経験と、楽しかった思い出が交錯する道具です。
川や山に遊びに行く前に、まずは稗(ヒエ)などの雑穀の皮むきがあり、これが結構きついんですゞ
でも、両親や兄貴たちが一生懸命働いてくれているので、私も出来る限りそれに応えたかったという気持ちが、つい最近のことのように思い出されます。
そんな作業の時に、大人たちは、よく歌ってました~♪
椎葉村は民謡の宝庫ですが、「ひえつき節」もその代表的な歌でした。
 
 

(鶴富屋敷「どじ」前)
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(「どじ」のかまど)
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(かまどからのススで真っ黒に。下が元の木の色。)
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(天井裏。天井板はなく、ひもで組まれた木と茅葺。)
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(子どもの頃お手伝いした道具「唐臼」)
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(同じく良く使った「石臼」)
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(雨や雪には欠かせない優れもの「蓑(みの」)
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