超高齢化社会の住宅事情 | ブログ

2019年02月19日

超高齢化社会の住宅事情

こんにちは、和ホームの椎葉正四です。
早速ですが、今朝のラジオで、「如月」について話してました。
みなさまご存知じのように、「きさらぎ」と読みますが、
もともとは、「衣更着(きさらぎ)」が転じたという説が有力らしいです。
意味的には、厳しい寒さに備え重ね着をする季節
(衣を更に重ねる)という意味があるということですが、
旧暦で言えば、3月あたりになるので、少々疑問ですね。
ほかにも、陽気が更に来る月だから「気更来(きさらぎ)」
になった説や、春に向けて草木が生えはじめるから
「生更木(きさらぎ)」になった説がありますが、私には
こちらの方がしっくりきます。写真のメジロは2月を代表する
私が大好きな小鳥です。
 

図1 めじろ
 

さて、今日は「団塊の世代」についてです。
以前、一昔前は団塊の世代と言えば、高度経済成長や
企業戦士というイメージが私にはあります。
ちなみに私は、檀かいりは少しだけ前の世代にあたります。
 

その日本を支えてきたとも言える団塊の世代は、
約800万人といわれますが、その彼らが、2025年に一斉に
後期高齢者(75歳以上)となるというのです。
来年のオリンピックが終われば、2025年は
もう目前ですよね。
医療や介護の面で「2025年問題」が深刻な課題となってくると
考えられます。
 

内閣府の高齢社会白書によれば、
前期高齢者の要介護認定(要支援を含む)は4.2%にとどまるが、
後期高齢者になるとこれが29.4%に急し、
さらに、厚生労働省の推計によれば、
認知症高齢者数が2025年には約470万人に達すると
されています。それを含めた要介護者数は、700万人近くになる
見通しだというのです。
下記の棒グラフを見て頂ければそのボリューム感を
感じて頂けると思います。
 

図1 人口グラフ
 

そして「住宅問題」につきましても、
この高齢化問題に大きく関わってくるのです。
マンションや一戸建て住宅を所有している場合には、
老後の暮らしに合わせたバリアフリー対策や、
築年数の古いものでは耐震改修などをすることも必要です。
しかし、年金収入だけではなかなか手が回らず、
蓄えている老後資金にも手を付けたくないなどといった理由から、
十分な工事ができないケースも多いといえます。
 

また、郊外の一戸建て住宅で暮らす高齢者が
自家用車の運転をすることができなくなったとき、
病院へ通うのも次第に難しくなっていくだろうし、
実際にこのようなお話しを各所で聞くようになってきました。
図1 平屋
 

日本の住宅は数的に充足し、逆に空家の増加が
大きな社会問題となってきています。しかし、
高齢世帯に合わせた物件は圧倒的に不足しているという
実にいびつな現象が浮き彫りになってきています。
老後の暮らしを想定した
平屋造りの家(写真/イメージ写真)などの
住まいの提案を、若いうちから真剣に考えておく必要があります。
和ホームでも、今後はそのようなご提案を積極的に
していきたいです。
 

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