杉のリラックス効果
６月の梅雨の季節になりましたね。
でも、いまのところ、まだムシムシ感もなく、
少し前の猛暑がウソのような過ごしやすい日々が
続いてます。
梅雨と言えば、思い浮かぶのは「アジサイ」ですね。
写真は、マジカル・・何とかというアジサイで、
花の色がどんどんと変化していくということです。
和ホームのガーデンも新緑と夏の草花で
どんどん華やかになってきました。
是非、お立ちよりくださいね(^-^)
冷たいお飲み物もご用意しています。
さて、今日は、「杉」の話題です。
和ホームのこの本社もふんだんに杉の木を使用して
いますが、その快適さは今までに何度もご紹介してきたと
思います。
一言で言えば、
「夏は涼しく、冬は暖か」です。
一度でも、和ホームにお越し頂いたお客様は
それを体感頂けたと思います。
今日の話題は、杉の効能についてです。
「効能」ということは、薬の「効用」と同じ
言葉ですから、効果があるということです。
先日の朝日新聞にそのことが大きく取り上げられていました。
正倉院には、様々な鏡や刀、それに服や紙が
おさめられていますが、それが見事に残っているのは、
まさに「杉」のお陰だということです。
まずは、その湿度に驚かされます。
要は、外気が９０％の湿度でも、正倉院内は、
その半分程度に抑えられているのです。
このことは、私たちの昔の生活、
つまり、昔は木造の家が殆んどでしたが、
衣服などにカビや虫が発生しにくかったことも
その裏付けといえます。
高度経済成長期に、どんどん鉄骨やプレハブの
住宅が建ち、一気にカビや虫の被害が増えたことに
木造住宅の良さが伺えます。
写真は、高齢者施設内の写真ですが、
「杉」のもうひとつの効果として、
「リラックス」「癒し」があげられます。
記事には、フィトンチッドという少し難しい
言葉が紹介されていましたが、これこそが
森林浴効果の源泉といわれるもので、
大気中の汚染物質を吸収して、空気を浄化する
機能があるというのです。
この写真は、ある保育園の多目的スペースですが、
子どもたちにとっては、とても安全な環境といえます。
昨今、アトピーの子どもたちが年々増加傾向に
あるといわれてまいすが、
囲まれた施設では、「肌が綺麗になった」とか、
「お昼寝するのが早くなったとか」そして、
「風邪をひきにくくなった」とか、嬉しい報告が
あります。
また、特筆すべきは、「ガン」に対する効果も
報告されているということです。
私には詳しいことはわかりませんが、
京都大学の研究者の発表なので、
とても信ぴょう性を感じますし、
お客様にもお薦めできればと思います。
以前、このブログでも、木の乾燥についてお話し
したことがありますが、記事にもそのことが書いて
ありました。つまり、一言に「乾燥」といっても、
天然の条件で乾燥させるのと、人工的に
乾燥させるのとでは、香りの成分が２倍以上
違うというのです。もちろん、天然の乾燥が良いのです。
この記事を読んだことをきっかけとして、
お客様にも、「杉の木の良さ」をしっかりと
お伝えしていこうと思いました。
最後まで読んで下さり有難うございました。
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