くじらと食文化 | ブログ

2019年07月08日

くじらと食文化

 

こんにちは、和ホームの椎葉です。
G20は無事終わり、いよいよ今年も後半戦に突入ですね。
まだまだ梅雨のジメジメ感は続きますが、
みなさん、しっかり食べて、しっかり睡眠をとって
暑さと、湿気を乗り切っていきましょう。
 

さて、今回は、「くじら」の話題に触れたいと思います。
くじらといえば、戦前戦後を通じて、日本人の
重要なたんぱく源であり、少し前まではロープなどの
備品としても徴用されてきました。
写真は、江戸時代のくじらの絵ですが、
くじらは、それ自体余すことなく私たちの
生活に活用できることを示したものです。
昔絵
 

私たちの世代は、くじらの恩恵で
しっかり栄養を確保してきました。
昭和50年代までは、どこの市場でもくじらは
販売しており、子どもたちの給食には、
必須のメニューでした。
また、私たちおとなにとっても、「ころ」という
くじらの皮にあたる部位は、おでんの定番メニューでした。
しかし、昭和60年くらいだったと思いますが、
くじらを捕獲から守る世界的な団体が
生まれ、特に私たち日本に対する過激な行動が
目だつようになってきました。
 

たいちまち
 

大地町は、その捕鯨の代表的な港ですが、
ここは、特に反捕鯨団体の風当たりが強く、
一時は街中に、反対派の外国人たちが押し寄せ
様々に嫌がらせによって、大地の人たちを
悩ませた経緯があります。
そして、今年に入って、日本がIWC離脱という
決断をしたことは大変なニュースになりました。
 

捕鯨IWCの動き
 

IWC加盟〜離脱の経緯が
表にありますが、日本としては、長らく調査捕鯨という
形で、食としてのくじらを捕獲してきました。
世界の取り決めに忠実に従ってきた
捕鯨ですが、残念ながら一部の国や団体からの
理解の獲得に至らず、苦渋の決断として
IWCからの離脱を決定しました。
 

捕鯨には、国内でも賛否は分かれています。
この飽食の時代に何も捕鯨をする必要が
ないという意見は最もです。
しかし、一方では、日本古来からの食文化であり、
捕鯨を糧に生活をする漁師や企業も存在します。
捕鯨初水揚げ
 

IWC脱退後の初めての水揚げについては、
国内外で大きくとりあげられました。
もちろん、漁師たちの間からは
喜びというか、満足感を感じ取れましたし、
反対派からは、様々なバッシングが起こりました。
ただ、いまのところ予想をしていたような
外国の反対派からの過激な行動がなく、
平穏な滑り出しといえます。
中国や韓国では、犬を食べる文化があります。
このことに関して、多分殆んどの日本人は
反対していると思います。
私は、このことをもちろん肯定はしませんが、
食文化というものは、何千年も前から、その地域に
築かれてきたものですから、一朝一夕には、変えることは
難しいと思います。
 

クジラジャンプ
 

くじらは、知能も発達していますし、
所によっては水族館の人気者です。
この議論は、まだまだ続くと思いますし、
一部の反捕鯨団体からの圧力はこれからも
絶えることはないと思います。
このブログを書いていて、自分自身結論が
出せませんが、私たち人間は、食物連鎖の頂点に
立ち、くじら以外にも、様々な生き物の命を
頂いて生きているということを
常日頃から考え、そのことに感謝することが
何より大切なことではないでしょうか。
 

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