里山で見かけなくなったチョウ | ブログ

2019年11月19日

里山で見かけなくなったチョウ

 

こんばんわ。和ホームの椎葉です。
いよいよ11月も半ばですね。
先月までの大荒れの日本列島は各地で
秋の装いとなってきました。近畿でも北の方から、
そして高い山では紅葉が始まっています。
毎年、秋が短くなったと感じますが、
先日の新聞には、将来は「紅葉」が見られなくなる
というような悲しい記事が紹介されていました。
 

images
 

要約すれば、葉っぱが色ずく前に散ってしまう・・・
ということなのです。日本の秋といえば、紅葉無くして
考えられませんが、そうならないためにも
私たち一人一人の環境への配慮が求められています。
さて、先日「里山」に関する気になる記事を読みました。
タイトルは、
「里山の環境変化 チョウ激減」です。
写真はイチモンジシジミですが、
このチョウは、少し蛾のようですが、
昔はアチコチで見た記憶があります。
 

images.jpgイチモンジ
 

確かに、そういわれるとチョウを見なくなった気がします。
皆さんもそう感じていませんか?
よく「里山」という言葉を聞きますが、
里山とは、「都市部あるいは農村部の集落部分と、
原生自然(主に山の中)の中間に位置し、
集落とそれを取り囲む二次林、農地、ため池、草原、
人間が管理している森林などを含む地域全体を指す」
と紹介されていました。なるほど、このような定義が
あるんですね。
 

images.jpgゲンジ
 

この里山のスペースですが、全国的に言えば、
なんと、日本国土の約4割を占めるらしいです。
この場所で、昔から燃料用の薪を採取したり、
食用に山菜やキノコを採ったりしていたとか。
里山は、完全に自然のままでもなく、
また人間が完全に入り込んで管理しているわけでもなく、
適度な人間の介入と管理によって
動植物が増え豊かな生態系を保持し、
生物多様性を保全する“場”でした。
写真はゲンジボタルですが、このような風物詩も
里山ならではの風情といえます。
しかし、ホタルの棲息も最近では
どんどんと後退、もしくは失われつつあるそうです。
それは、里山の開発が進む一方で、
真逆の話としては、農村の集落の過疎化が進み、
里山に手をつけなくなったという一見すると
矛盾する理由が交錯しているのです。
 

mig.jpgミヤマ
 

要は、里山のバランスが保たれなくなったということですね。
このチョウは、岸和田の山間部に行けば今でも
たまに見かけるミヤマアゲハですが、
確かに昔と比べれば都市部では見なくなりましたし、
山で見る乱舞はなくなりました。
 

images.jpgギフ
 

わがふるさと、椎葉村では、これらのチョウ以外にも
様々な昆虫を昔の変わりなく見ることが出来ますが、
日本全体の生態系の乱れは、いずれ椎葉村にも
その影響を与えると思います。
和ホームでは、大和川の環境への取り組みに参加
していますが、生態系はすべて連鎖していることは
活動報告等を読んでいると明らかです。
昔の環境を取り戻すことは出来なくても
これ以上生態系を乱すことは避けていきたいですね。
それには、私たち一人一人の心がけが
大切だと思います。

 

最後まで読んで下さり有難うございました。
ランキングに参加しています。
 

励みになります。
strong>↓下をポチっと応援クリックお願いいたします。↓

 


にほんブログ村

 
 

和ホームのHPはこちらです。
20171013 和ホームロゴ

 

 

和ホームを体感出来るモデルハウス見学会

カタログを眺めてイメージすることから始めましょう 資料請求はこちら

Copyright© 2014 Nagomi-Home co.,ltd. All rights reserved.
株式会社和ホーム
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町1丁目7-1
建築業許可:大阪府(22)第135538号