子どもが減り続けています。
おはようございます。
和ホームの椎葉正四です。
いよいよ、今年も残すところ1週間となりました。
皆さまも何かとお忙しいでしょうが、
体調に気を付けてバタバタの年末を
乗り切ってください。
今、子どもたちにとっては冬休みの真っ只中!
冬休みといえば、夏休みなどと違って期間も短いので
宿題も少なく、家のお手伝いはあるものの
お年玉や初詣の楽しみもあり、
結構楽しく過ごせるのではないでしょうか。
私の幼少時代は、山奥の村(椎葉村)で
育ったこともあり、一番の楽しい思い出といえば、
大家族や親戚中があつまって食べるおせち料理でした。
とにかく、当時は高度成長時代に差し掛かる時代だったので、
どの家庭にも子供が多くいました。一家族で
5人、6人兄弟は当たり前だったですね。
その分、両親の苦労も大変だったと思います。
しかし、ここ最近の日本では、「少子化」という
言葉が定着し、一方で「高齢化」が加速度的に進んでいます。
2080年くらいになると、日本の人口も8000万人
程度になるということですが、こんなニュースが昨日
報道されていました。
この数字を見てもなかなかピンときませんが、
とにかく人口減に全く歯止めがかからないばかりか、
逆に加速しているというのです。
もう少し詳しく言えば、19年生まれの子どもの数(出生数)が
86万4000人(前年91万8400人)で、
初めて90万人を割り込み、さらに86万人台になるのは
17年時点より2年も早くなっているとのことです。
出生数は1971~74年の第2次ベビーブーム以降、
減少傾向にあり、2016年で初めて100万人を割り込み、
その後3年間で10万人以上少なくなっています。
主な要因は若い女性の人数が減少していることです。
総務省の統計では、今年7月時点の25~39歳の女性は
前年同月比で約22万人少なく、
1人の女性が生涯に産む子どもの推計数を示す
「合計特殊出生率」も、2018年の1・42から
さらに低下する見通しということです。
道理で冬休みだというのに、外で子どもの
遊ぶ姿をメッキリ見なくなりましたよね。
まあ、ゲームやら受験勉強の過熱という
理由もあると思いますが。
いずれにしても、「少子化」を解決するのは
おとなの責任です。少子化がなくなれば、高齢化の問題も
将来的には解決するのです。
自治体や国政では、様々なテーマが山積していますが、
どんな問題に立ち向かうにもまずは「人」が
いないと糸口をつかむことができません。
まずは、何をさておき「少子化」問題に取り組むことが
大切だと思っています。
最後まで読んで下さり有難うございました。
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