男女格差について
こんばんわ。和ホームの椎葉正四です。
2月に入りました。
いつもの2月といえば、底冷えのイメージですが、
暖冬の影響か、バラが咲いたとか、所によっては
桜が開花したなどと、心から喜べないニュースが流れています。
そういえば、和ホームのバラも気のせいか、例年より早く
新芽を伺うことができます。
長期予報では、まもなく、小さな寒波がやってくるそうですが、
それが、この冬最後の寒波になるとか・・・
写真は毎日新聞に掲載された兵庫県のスキー場ですが、
なんとも皮肉なスポーツですよね。
本来ならゲレンデのはずが今年は全く積雪が無く・・・
これでは、地方の観光業も大打撃ですね。
さて、今日の話題は、「男女格差」です。
ちょっと真面目なテーマですが、決して見逃せないテーマ
でもあります。
この図は、大学で学んだ男女の金銭的なメリットを示しています。
ほぼ全ての国で、女性が大学で学ぶ金銭的なメリットは、
男性のそれを下回っています。
しかし、中でも日本が突出して格差を伺うことができます。
この原因には様々な要因があると思いますが、
日本のデータを見ると、女性が大学で学ぶ金銭的メリットは
ほぼ無いばかりか、男女間格差は先進国で最大なのです。
また、下のグラフは世界の管理職格差です。
これを見ても日本は先進国中の最下位といえます。
よく私たちは、自分たちの国民性を美化する傾向があります。
これはあるテレビ討論会で言っていましたが、
確かに日本人には素晴らしい道徳心はあるのは事実です。
では、それならばどうして、いまだに男女間の様々な
障壁、差別があるでしょうか?
私も含めて、この男女間格差については、これからの
縮小化する日本において相当重要なテーマでは
ないでしょうか?
このような統計は何年も前からいろんなメディアで
発表されていて、そのたびに議論が巻き起こりますが、
改善どころか、その差はさらに広がる一方です。
日本は議会制民主主義国家です。
ということは、最後のグラフでもありますが、やはり
「政治」がよくないのでは・・と疑念を抱いてしまいます。
環境活動家のグレダさんではないですが、「今」アクションを
おこすタイミングではないでしょうか。
安倍政権はここまで安定政治をしてきましたが、
野党のみなさんにはもっと頑張ってほしいと思います。
政策の中でもその根本は「人」にあります。
「人」そして、「女性」の立場や人権を「男性」と
イーブンにすることで未来の日本がもっと良くなるように
私は思っています。政治にも期待しますが、
まずは、私自身が行動を起こす努力を引き続き
していきたいと思います。
最後まで読んで下さり有難うございました。
ランキングに参加しています。