興福寺の修復開始 | ブログ

2020年02月27日

興福寺の修復開始

 

こんばんわ。
和ホームの椎葉正四です。
2月もいよいよ終盤ですね。
今年は、2月29日のうるう年です。
ということで、東京オリンピックも開催されるわけです。
でも、前回もブログに書いた新型ウイルスの
勢いがますますその勢いを増しています。
政府の対応がスタートしたようですが、
この動きに対して、論客の評論家の皆様の
評価が相当厳しいですね。
ただ、私の意見も後手後手感のある政府の対応には
少し疑問を感じています。
とはいっても、過去の事は論じても始まりませんので
ここから政府と国民が一致団結して打開していきたいですね。
 

さて、今日は、私の大好きな建物のご紹介です。
それは、奈良の世界遺産、興福寺の五重塔の
修復が発表されました。
興福寺自体は、710年の平城京遷都と
同時に創建され、五重塔は、奈良時代730年に
光明皇后によって建てられました。
 

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そして、5回の焼失と再建を繰り返し、
現在の塔は室町時代中期1426年の再建です。
もちろん、法隆寺の五重塔はもっともっと古いですが、
それでも、この興福寺の五重塔も、600歳とは
恐れ入ります。
高さ50.1mで、現存する日本の木造塔としては、
東寺の五重塔に次いで高いのです。
 

ここ最近は、壁のしっくいがところどころ剥がれたり、
部材の一部に穴が空いたりと傷みが激しくなっているため、
明治34年(1901年)以来、
およそ120年ぶりに大規模な
修理を実施することになったということです。
 

興福寺と言えば、中金堂の落慶は記憶に新しいですよね。
1989年から20年がかりで完成させたもので、
このブログでも2018年当時にご紹介しました。
国産の木では賄えず、アフリカケヤキやカナダヒノキを
調達したことを書いた記憶があります。
 

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さて、興福寺の五重塔の修理にあたっては
2020年度から3年をかけて屋根や部材の
傷み具合の調査や耐震診断などを行ったうえで、
修理の進め方を決定していくとのことです。
さすが日本の至宝、調査だけでも3年も要するのですね。
 

奈良は国宝などの文化財の宝庫です。
私個人の意見としては、国として、何十年先を見据えて
「奈良県」を世界の観光都市に仕上げて欲しいと
思っています。そのためには、受け入れ態勢も
充実させなくてはなりません。
焦らず、そして確実な観光立国ニッポン、そしてその
中核を奈良が担っていくというのが私の構想です。
何故なら、奈良にはまだまだそれが出来る土地が
残されているからです。
きっとそこで主役になる鹿たちも
それを願っていると思います。
 

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