和歌山の高野紙(こうやがみ)がユネスコの無形文化遺産 | ブログ

2014年12月10日

和歌山の高野紙(こうやがみ)がユネスコの無形文化遺産

木と和ホームは、切っても切り離せない関係ですが、木と紙も親子、兄弟の関係と言えます。
ここで言う「紙」とは、手漉(てすき)紙のことで、コウゾ(楮)やガンピ(雁皮/ジンチョウゲ科の低木)が原料です。
この度、高野山の麓で細々と生産されている高野紙が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることになりました。
和歌山と言えば、和ホームでもお世話になっている木の産地ですし、とても親しみと喜びを感じました。
日本では 「石州半紙(せきしゅうはんし)」(島根県)と「本美濃紙(ほんみのし)」(岐阜県)、それと、「細川紙(ほそかわし)」(埼玉県)の3紙の技術が重要無形文化財に指定されていますが、細川紙のルーツは高野紙(こうやがみ)と言われてます。
しかし、高野紙の技術を守っているのは、一人の女性であることが新聞に紹介されていました。
写真は、新聞に掲載されていたその女性です。
前回のブログで、地方の過疎化について書きましたが、このような世界に誇ることができる素晴らしい技術や伝統も過疎化が引き起こす幣害だと思います。
以前、椎葉村の9つの国定神楽があるとご紹介しましたが、国が「地方創生」を本気で考えるのであれば、お金のバラマキではなく、次世代の子供たちへの心の教育ではないでしょうか?
 
 

20141213 手漉き紙

和ホームを体感出来るモデルハウス見学会

カタログを眺めてイメージすることから始めましょう 資料請求はこちら

Copyright© 2014 Nagomi-Home co.,ltd. All rights reserved.
株式会社和ホーム
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町1丁目7-1
建築業許可:大阪府(22)第135538号