2014年12月24日
自然エネルギーの買い取り中断
日本の再生可能エネルギーの分野で、大きな問題が発生しています!
北海道、東北、四国、九州そして沖縄の電力会社が、電力の買い取りを中断する発表をしたのです。
自然エネルギー、例えば、太陽光発電で電気を作った場合、それを買い取ってもらえる制度=「固定価格買い取り制度」(略してFITと言われています)は、わずか2年前に始まった制度ですが、それを中断するという発表は驚きと困惑です。
どうしてこのような事態になったのでしょうか?
理由は、この制度を申請する件数が想定数をはるかに上回ったためらしいですが、予想出来なかったのでしょうか?
一方、日本の自然エネルギーの全エネルギー生産に占める割合は、わずか2%です。
みなさん、疑問を感じますよね~
先進国では、この買取制度がどんどん進歩しています。
ドイツやスペインでは、自然エネルギー比率が20%を越えており、遅れているアメリカでさえ、その比率は7%です。
そう考えると、日本の自然エネルギー転換は相当な遅れをとっています。
電力会社の寡占、官僚主導のエネルギー政策・・
これでは、「環境立国」と呼ぶには相当難アリですよね。
現時点の原発エネルギーは、1%です。
そのかわり化石エネルギーが増大し、地球温暖化に再び拍車をかけています。
現実を見据えた、自然エネルギー政策をしっかりと進めてほしいものですね。
写真は和ホームのサンルーム(太陽光発電)です。