2015年10月22日
久米田池が世界遺産??に決定
久米田池は、岸和田の人であれば、100%知っている巨大なため池です。
和ホームのモデルハウスのある、尾生のすぐ近くにあり、春は桜がとってもきれいです。
「世界遺産」というのは、大袈裟なんですが、世界の75の国と地域が加盟している国際組織「国際かんがい排水委員会」が、この久米田池を「世界かんがい施設遺産」に登録しました。
私のブログで、以前に「狭山池」のお話をしましたが、大阪府では、この狭山池に次いで、2番目の登録となりました。
久米田池も狭山池と並んで、歴史的には相当価値のある農業用水利施設で、その歴史は1300年ともいわれています。
岸和田市のホームページには、築造は奈良時代に遡り、神亀2年(西暦725年)から天平10年(西暦738年)の14年の歳月をかけて完成したらしいです。
また、昭和16年には、大阪府の「史跡・名勝」に指定されており、周辺地域は「風致地区」に指定され、久米田寺と共に天平文化の薫りを今に伝えているとあります。
確かに、久米田池と久米田寺はマッチしてますね!
ここ最近は、災害の防止のための、堤防、護岸等の整備や、水上の太陽光発電設備のニュースをはじめ、歴史的景観を守ったり、野鳥の保護、遊歩道等の整備が行われるなど、岸和田市民の誇れる池になってきました。
和ホームでも、CSR活動の一環で、河川環境の改善に取り組んでいますが、御膝元の久米田池にも何らかの貢献をしていきたいと思いました。