東京アラート
おはようございます。和ホームの椎葉です。
コロナの影響もあり、少し投稿が空いてしまいました。
ここ二週間くらいは、関西エリアの状況はだいぶ落ち着いてきました。
特に、大都市大阪の状況が改善されているのには嬉しいですし、
多少の驚きもございます。
大阪は、とかく「東京」と比べられることが多く、
東京の人から言わせれば、「大阪人はマナーが悪い」とか
「せっかち、集団行動が苦手・・」など、マイナスの評価が
多いと思いますが、こと、コロナ対応に関しては、
どうも、その評価は逆転しているように思えます。
昨日、東京では、なんと34人の新たな感染者が
みつかり、夕方くらいからは、ラジオやテレビでそのことを
大々的に取り上げていました。
このニュースに、わたしも一瞬耳を疑いました。
というのも、首都圏でも大阪同様事態は収束に向かっていると
報道されていた矢先だったので・・
もちろん、収束といっても、第二波、第三波・・の覚悟が
出来ている上での報道だったと思いますが、まさか
このタイミングで感染者の数字が跳ね上がるとは
本当に驚きました。
そして、「東京アラート」なるものが発令されました。
しばしば、小池知事は、英語ばかり使うと否定的な意見が
ありますが、私もその意見には少しうなずけるところがあります。
特にコロナ感染については、高齢者が多いということであれば、
なおさら、高齢者に伝わる方法や言葉を考える必要が
あるのではないでしょうか。
その点、大阪府の吉村知事の説明や発表は、
実に明朗で分かりやすいといえます。
なんといっても、高齢者に対して、綺麗な日本語で
しっかりと中身を伝えて頂いていると思います。
言葉や、伝え方ひとつで、人の心や気持ちが動く・・・
ということを何かの本で読んだことがありますが、
こんな有事の時こそ、発信力が大切であり、それが
受信力を鍛え、市民が一体となって行動できるのではないでしょうか。
残念ながら、都庁やレインボーブリッジには、
真っ赤な色が点灯されましたが、いち早くこれをもとの
綺麗な色に戻してほしいですね。
阪神大震災などの地震災害や豪雨災害が
またいつ襲ってくるかもわかりません。
金銭的援助はとっても大切な救済策ではあると思いますが、
被害者や被災者の心の落ち着きを引き出せる
時の指導者の適切な言動こそ、有事には最も大切なことでは
ないでしょうか。それによって、人々が助け合える大勢に
入れるものだと私自身は考えています。