山の日 | ブログ

2016年08月28日

山の日

お盆の頃に遡る話題になりますが、今年から「山の日」という祝日がスタートしましたね。
個人的にも、和ホームにとっても、関心のある話題です。
日本は火山国なので、全国にいろんな顔をもった山があり、それらは季節によって様々な表情を見せてくれます。
私の故郷である椎葉村にも、百名山に数えられる山があります。
国が祝日を制定した裏には「健康」というキーワードもあったと思います。
高齢化が進む一方で、国の社会保障財源も気になります。
そこで、国が主導で、健康増進のための「山歩き」を広める目的で、「山の日」が決められたんだと思います。
 
しかし、先日気になる記事がありました。
山に出かけることを推進するPRは良いのですが、あまりに楽しいイメージだけが先行してしまって、「山の怖さ」や「山の安全」のPRが欠けており、2015年の山での遭難者が3000人を超え、死者、行方不明者が、335人に達しているとのことでした。
私の故郷・椎葉村には、1000m級の山が連なりますが、その高さの山でも、天候が荒れると危険が潜んでいるのは実感して、知っています。
まして、それが3000m級の山になると、想像できない危険でいっぱいだと思います。
今では、山の経験が浅い人でも3000m級の山にチャレンジすると聞き、驚きました。
日本には太古から、山には神様が住むところという観念があり、その感覚に触れたいという思いで山に向かうということを聞いたことがあります。
私も、一昨年、故郷に帰った際、「山」に触れたことで、何とも言えない安心感を得ました。
そんな山だから、もしかしたら気が緩むのかもしれませんね。
でも、山は怖い一面も持ち合わせているのです。
健康増進の登山は良いですが、計画はしっかりと立て、天候や地形に最善の注意を図って登りたいですね。
 
 

百名山の椎葉村の「扇山」
会長ブログ160828_山の日_1

 

夏山登山の基本的な服装・装備について__産経新聞の特集より抜粋
会長ブログ160828_山の日_2

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