民間によるインフラ整備の祖「行基さん」 | ブログ

2019年10月08日

民間によるインフラ整備の祖「行基さん」

 

こんばんわ、和ホームの椎葉正四です。
10月に入り、何となく慌ただしい気分になってきました。
3か月後はお正月・・そう考えると改めて
時のたつのを早く感じてしまいます。
さて、先日、「久米田池」の記事が大きく取り上げられて
いました。
以前にもこのブログでご紹介しましたが、
この久米田池は、全国的に見ても歴史的にも
スケール的にも大きな灌漑施設が施された池として
知られています。
 

KIMG0673
 

基本情報ですが、久米田池は、満水面積45.6ha、貯水量157万t、
かんがい面積27.7ha、周囲延長2,650mの農業用ため池で、
満水面積では府内第1位。 築造は奈良時代に遡り、
神亀2年(西暦725年)から天平10年(西暦738年)の
14年の歳月をかけて完成をみたとされている。
昭和16年に大阪府の「史跡・名勝」に指定されており、
周辺地域は「風致地区」に指定され、
久米田寺と共に天平文化の薫りを今に伝えている。
平成22年には農林水産省の選定したため池
百選のひとつに選定され、さらに世界かんがい遺産にも
指定されました。(岸和田市ホームページ参照)
 

55531.jpge行け写真
 

これは、久米田池の全景ですが、
私の自宅は、実はこの池のほとりにございます。
数字に示されているように
とても広大で、ジョギングやウォーキングにも
最適な歩道も完ぺきに整備されています。
また、季節季節では、桜をはじめ、草木が
綺麗に整備されているので、四季を通じて
多くの地元の人たちでにぎわっています。
 

2.jpg歩道
 

奈良時代の一大インフラ事業としても
広く知られていますが、この大工事に
大きくかかわった人物こそ、奈良時代の高僧
「行基さん」なのです。
 

行基さん
 

5歳で出家した行基は、
布教と共に貧しい人々を助けるため
治水工事や橋を架けるなどを
積極的に行っていました。
しかし、一方では、そのことが朝廷から民衆を惑わす
私度僧(国から認められていない僧侶)だと弾圧を受けました。
それでも、行基は屈することなく、黙々と民衆のために
今でいうインフラ整備を推し進めました。
最終的にはその数々の功績が認められ、
大仏建立に協力するようになり、
仏教界における最高位である
「大僧正」を朝廷から送られることになったのです。
善い行いであっても、その理解を得るために
塗炭の苦しみがあったと伝えられています。
 

さて、今晩も日課としてる
ウォーキングにそろそろ出かけようかと
思っています。

 

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