2014年11月16日
木の再利用～ペレット～
１１月も後半に差しかかり、朝晩の冷え込みは、秋というよりも冬の訪れを感じます。
でも、一方では、温暖化の影響で年々紅葉の時期が遅れているらしく、このまま地球の温暖化が進行すれば、紅葉の時期がＸｍａｓにズレ込む可能性が出てくるというような、非現実的とは言い切れないことが新聞記事が出ていました。
確かに、温暖化による弊害は、イノシシやシカ、クマなどが年を追うごとに人里に下りてくるなど、我々人間に対して、警鐘を鳴らしています。
山だけに限らず、南極やグリーンランドの氷は、毎年四国程度の面積が消失し、その氷が溶けた分、南半球にある小さな国家ツバルを脅かしています。
同国は海抜が最大でも５ｍのため、南極の氷がこのままのペースで溶けると、今世紀内には水没すると言われています。
前回のブログにも書きましたが、「環境」を取り戻すのは「時間」との勝負だと思います！
原発事故をきっかけに、人々の環境に対する意識は年々高まっています。
太陽光や風力の再生可能エネルギーは地球の環境を再生し、温暖化にも歯止めがかかります。
この、手のひらの上にある粒状のものは「ペレット」と呼ばれる、間伐材を特殊な機械で切断、細分化して固めたものです。
これは、ストーブの燃料となります。
間伐材の利用は、資源の再利用であり、林業を活性化し、雇用も創出します。
私たちの仕事は、年間に相当な木材を必要としますが、我々は木を使うだけではなく、これからは木を育てることも考えなくてはなりません。
環境活動に参加する一方で、ペレットストーブや薪ストーブの普及、推進にも努めていきたいです！
＜間伐材＞
＜間伐材の切断、細分化の機械＞
＜細分化した木を固める最先端のドイツ製の機械＞
