2015年05月07日
陶器神社
みなさん、大阪には「陶器」を祀った神社があるのをご存じですか?
神社の正式な名前は、「火防陶器神社」と言います。
この神社は、大阪のど真ん中、中央区にあり、さらにど真ん中の本町の中心部にあります。
たぶん、こんなところに、こんな大きな神社があったのかと驚かれると思います。
陶器神社は、通称ざま神社と呼ばれる、坐摩(いかすり)神社の敷地内に祀られています。
大阪は江戸時代、全国の陶器の集散地であり、現在でも数多くの陶器の卸屋さんがあります。
では、なぜ「火防」なのか??
それは、陶器は当時、藁に巻かれて取引されていたため、少しの「火」が商売の命取りになったことから、陶器を扱う商人たちが「火の用心」神社、つまり「火防」神社を祀ったのです。
和ホームでは、希望されるお客様にこの「火防陶器神社」のお札をご案内しています。
みなさん、火の元には十分ご注意してくださいね。