ル・コルビュジエの建築物が世界遺産に! | ブログ

2016年05月30日

ル・コルビュジエの建築物が世界遺産に!

一週間前くらいのニュースになりますが、建築界にビッグニュースが飛び込んできました~!
フランク・ロイド・ライトらと並び、近代建築の三大巨匠のひとりである、ル・コルビュジエの世界7カ国にある17施設の作品が「ル・コルビュジエの建築作品」として世界文化遺産に登録される見通しとなりました。
その中には、東京台東区の上野のある、国立西洋美術館が含まれており、そのニュースを聞きつけた人たちで、賑わっていた映像を見ながら、とてもハッピーな気持ちになりました。
日本はもとより、世界中にはたくさんの世界遺産がありますが、今回特筆すべきは20世紀の近代建築が歴史的な価値をもつとみなされたことです。
彼の住宅に対する発想に、「住宅は住むための機械である」という名言があり、また、コルビュジエの作品のほとんどが鉄筋コンクリートを使った作品であることは、木造建築の極みを目指している和ホームとは対極的な発想ではありますが、私自身は、同じ、建築家として、彼の建築には敬意を払っていますし、柱で床を地面から浮かすピロティなど、日本古来の伝統構法とも十分に通じる建築手法が、コルビュジエの作品には多く見受けられます。
今でこそ、コンクリートやガラス材で、建物を作ることは当たり前になっていますが、それが20世紀の初頭に行われたことは衝撃だったことが手に取るようにわかります。
また、日本に彼のファンが多いのは、多くの建築の先駆者たちが競って彼の建築を海外に渡り学んだ功績であり、国立競技場で知られている皆様も良く知る丹下健三などがその代表だと言えます。
日本の住宅メーカーほど、多岐に及ぶ住宅形態を提供している国は他にないと言われてますが、それは和ホームに代表される伝統的木造建築と、コルビュジエのような大局的に位置するコンクリート建築が相乗効果的に進化した結果ではないかと思います。
和ホームは、これからも木造建築にこだわりをもち続けますが、お客様からのリクエストがあれば、和のゴルビュジエにトライしたいと思っています。
名付けて「ワ・コルビュジエ」ですね。。。
 
 

国立西洋美術館 ※ウィキペディアより
会長ブログ160530_国立西洋美術館_1

 

※国立西洋美術館ホームページより
会長ブログ160530_国立西洋美術館_2

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