現場訪問をしていただきました!
まだまだ、梅雨の長雨が続いていますね。
そんな中、以前お世話になった、施主様が岡山町の現場を訪問してくださいました~!
施主様は、豊中市の由緒正しい浄土真宗本願寺派「善徳寺」の奥様で、日本建築のことは随分詳しい方です。
当時は、和ホームではなく、椎葉工務店として、相当な規模の建築を請け負わせて頂きました。
実はその時に、奥様の日本建築の見識に驚きました!!
さすが、数百年も続くお寺の奥様だけあって、仏さまや檀家さまをお守りする建物のことをしっかりと勉強されていた印象が強烈に残っています。
今回、久しぶりにお会いしましたが、早速、玄関口で、「土壁」について、いろんなご質問をいただき、ついついこちらの説明にも力が入りました(^^)
このブログでもご紹介した、『土壁の作業工程サンプル』は、あまりに大きな重量となり、つい先日解体せざるを得なくなったため、今回、お見せすることができなかったのには悔いが残ります・・・
ご訪問いただいたタイミングは、ちょうど永山棟梁がいて、施主様との久しぶりの対面となり、和気あいあいとなり、会話が弾みました。
施主様には、とにかく、この建築中の家を絶賛してくださり、施工する私にとっても、梅雨のじめじめ感を吹き飛ばす、とても気持ちの良いひと時になりました。
そんな会話の中、「この土壁を全て隠してしまうのは、もったいない!」「いつでも、土壁を見れるようにしておきたいですね」というお言葉をいただき、私自身としても、また、和ホームの傑作としても、そのご意見に「なるほど!」と思いました。
そこで、写真にある執務スペースを、現状の土壁の状態で保存してみようかと考えています。
ここは、玄関に立って頂いても、室内に入って頂いても、どこからでも眺めることができます。
それに、タイミングよく、「竹子舞」や「藁」もいい具合にむき出しになっています。
早速、保存に向けて検討会議です♪
善徳寺さま、足元の悪い中、本当にありがとうございました。
是非、完成までにもう一度、二度とご覧頂ければ幸いです。
それに、また、建物のことで、何なりとご質問やお問い合わせをください。
すぐにお伺いさせて頂きます。今後ともよろしくお願いいたします。