「椎葉村の山と川」日記⑩ | ブログ

2014年09月04日

「椎葉村の山と川」日記⑩

この馬小屋は、私が大工として第一歩を踏み出した時の作品で、言わば椎葉工務店と和ホームの原点です。
50年以上経た今でも、立派に建っており、柱や、大きな梁を見るたびに、20歳に満たなかった自分を思い出します。
そして同時に「よし、また明日から頑張ろう!」という気持ちに奮い立たせてくれる馬小屋なのです。
写真にある、一本の栗の木の柱は、私が必死でくり抜いた跡です。
栗は相当固い木なので、今でもその時の格闘が肌身に伝わってきます。
そして一本一本の木に丹精を込めることは、今でも忘れていません。
因みに、過去の歴史から馬小屋と呼んでいますが、何れの民家でも飼育しているのは、牛(宮崎牛)でした。
 
馬小屋を見たあとは、ご先祖様にしっかりと手を合わせました。
ここにいる全員は、ご先祖様なくしてありえない存在ですし、
こうして素晴らしい人生をおくらせて戴いていることに感謝です。合掌。
 
 

(私が一緒に建てた馬小屋。6頭くらい飼育できる広さです。)
椎葉村20140904お盆 (187)

 

(あの梁に、あの柱。いつ見ても感無の量です。)
椎葉村20140904お盆 (188)

 

(私がくり抜いた栗の木。相当固かった記憶が・・。)
椎葉村20140904お盆 (194)

 

(ご先祖様のお墓。左下が我が家です。)
椎葉村20140904お盆 (169)

 

(お墓のすぐ裏の湧水。昔と変わらない流れです。)
椎葉村20140904お盆 (171)

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