子どもたちと自然
こんばんは、和ホームの椎葉です。
7月もあと僅か。今は夏休み真っ只中ですが、
最近では、子どもたちを見かけることが少なくなりました。
ひとつの理由は、この猛暑ですね。
こんな暑さだと、さすがに元気な子供たちにとっても
体に悪いと思います。特に今年はいつもよりムシムシしています。
実際、テレビのニュースでも、専門家がそのように
報道していました。また、台風の発生も多いような気がします。
これは、つい先日の台風3号の様子ですが、
こんな経路を辿る台風はあまり記憶にはありません。
台風は、赤道付近の南の海で発生し、フィリピンや台湾、沖縄を通過しながら
北上するというのが通例です。
すでに、台風4号、5号も発生していますが、
この先が思いやられます。
さて、夏休みといえば、思い浮かぶのは、
「虫取り」ですが、今の子どもたちには、あまり興味のない
遊びになってしまったと、新聞に書いてありました。
私の子どもの頃といえば、椎葉村という大自然の中で生活を
していたので、夏休みになれば、様々な生き物を求めて
野山や川を走り回っていたものです。
もっとも、私は家のお手伝いに追われることが多く
なかなか好き勝手に遊ぶことはできませんでした。
野や川で遊ぶと年上の子どもからいろんなことを学びました。
食べることのできる草や木のみ、それに何といっても
川魚の捕まえ方や、捕まえた後の食べ方などです。
そんなことをしているうちに、様々な知恵がつき、
上下関係も自然と学んでいたと思います。
今の子どもたち、とくに都会に住んでいると
まず、「土地」つまり「土」にお目にかかることが
少ないですね。ということは、生き物たちとの触れ合いも
生まれません。30年くらい前であれば、都市部でも、
田んぼをちらほら見かけましたが、今では開発が進み
畑さえ見ることが少なくなりました。
それでも、岸和田や泉佐野にはまだまだ自然が残っていることは幸いです。
岸和田には、蜻蛉池公園という、とても風光明媚なところが
ありますが、私は、毎晩この池の周辺をウォーキングしています。
自宅からも近く、絶好の健康スポットです。
歩道は整備されていて、夜でも安心です。
世間では、ユニバーサルスタジオやディズニーランドのような
素晴らしい施設はいっぱいあります。もちろん、それはそれで、
良いと思いますが、もっと自然をテーマにした、施設が
あっても良いのではと常日頃思います。
ここは、自治体の腕の見せどころではないでしょか。
そういう意味においては、岸和田市は頑張っていると思います。