2015年08月03日
松下幸之助と堀場雅夫
松下幸之助は言わずと知れた日本を代表する経営者の一人、いや、日本一の経営者と言っても過言ではないと私は思っています。
彼は経営者であるとともに、発明家という肩書がありましたが、この肩書には歴史を感じるとともに、日本の高度経済成長を牽引してきた象徴的な言葉の力を感じます。
松下幸之助は和歌山の片田舎の三男坊で、子供の時に丁稚奉公に出されました。
しかし、この奉公が彼の「経営の神様」の原点なのです。
私も学校を出ると同時に生まれ故郷、宮崎県椎葉村で大工の見習いとしてスタートしました。
その後まもなく、縁もゆかりも無かった岸和田に移り、椎葉工務店を創業し、そして、先月は仕事の集大成を果たすべく、和ホームを創業しました。
松下幸之助はあまりにも遠い存在ですが、彼の信念や仕事へのひたむきさ、そして何にでも全力でぶつかる情熱はもしかしたら、幸之助さんにも負けていないかもしれません(^-^)
幸之助さんは94歳で亡くなられましたが、先日は90歳で、堀場製作所の堀場雅夫さんが逝去されました。
彼もまた松下幸之助を師と仰ぎ、将来発明家として京都から世界の計測機器市場を牽引した人物でした。
松下幸之助との共通点は、「仕事はおもしろないとアカン」です。
そして、まずは「社会に貢献すること」も大切な信念でした。
これはイオンの創業者、岡田卓也さんにも共通しています。
和ホームでも、大企業には到底敵いませんが、その思想をしっかりと噛みしめ、社会に貢献、寄与できる体制をこれからしっかりと考えていきたいと思っています。