高齢者ドライバーについて | ブログ

2017年04月18日

高齢者ドライバーについて

私たちの仕事に、切っても切り離せないのは「車」です。
もちろん、和ホームだけに限らず、どこの工務店さんにとっても「車」がないと、まったくと言っていいほど仕事にはなりません。
一方で、私自身もそうですが、工務店をはじめ、建築の現場での高齢化が加速度的に進んでいます。
ということは、必然的に、高齢者が建築の現場に車で行き来することが増えているということです。
私自身、車の運転には、最善を尽くしていますが、それでも、たまに「ヒヤッと」や「ハッと」することがあります。
幸いにして、何十年もの間、事故に遭っても、事故をしたことはございません。
ただ、新聞記事を読んでいても、また、テレビのニュースを聞いていても、高齢者ドライバーの事故が後を絶つことがないのは憂慮するべきことだと思います。
 

会長ブログ170418_高齢者ドライバー_1

 
この資料を見ても明らかですが、75歳以上の高齢者ドライバーによる死亡事故率は、年々増加の一途を辿っています。また、免許保有者10万人あたりの死亡事故の件数も、明らかに高齢者が突出しています。
 
そこで、高齢者の「認知機能検査」「更新時の講習強化」ということで、記事のような制度が検討されました。
 

会長ブログ170418_高齢者ドライバー_2

 
この制度は事故の抑止力になり、また、免許証の返納率も年々上がってきています。
これにより返納率は、都会である大阪や東京では上がってきていますが、地方では「車社会」ということもあり、伸びは鈍化に留まっています。
返納を促すために、色々な魅力のあるプランを行政は提供していますが、もっとも大切なことは、高齢者の「足」の確保ではないでしょうか。
ただ、こればかりは、相当な費用がかかるので、あまり現実的とは言えません。
となると、今よくCMで見る、自動運転の進化でしょうか。
自動運転は、娯楽という枠組みではなく、福祉の観点でPRをしていくべきではないかと、各メーカーさんにお願いしたいところですね。

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