2014年12月26日
疑問だらけの関電の大幅値上げ
いよいよ年の瀬ですが、皆さまも大掃除に、お正月の準備に大忙しだと思います。
一年の締めくくりは、自民が圧勝し、アベノミクスここにあり!と、更に存在感を高めましたが、私が気になるのは、エネルギー政策です。
つい先日、関電の驚くような値上げが発表されました。
和ホームでは、よくお客様から、オール電化のリクエストをいただき、メリット、デメリットをご説明しますが、今回の値上げは、オール電化の平均家庭でなんと、11%以上、金額ベースで月額1600円、年間で、20000円の値上げになります。
これからはなかなか勧められませんよね(・_・;)
当然、原発の動向が左右しているわけで、高浜原発の稼働のタイミング如何では、値下げを示唆する、あまりに短絡的な社長の発言にガッカリしました。
対して発表された経営努力は、役員の平均報酬を、2100万円から1800万円への減額。皆さん、これってコスト削減努力に見えますか?
それに優良子会社の株式はそのまま温存。
電力の自由化はお客様目前に控えていますし、これでは今までのオール電化ファンや、企業は逃げていくと思います。
今後の政府の対応も気になるところですが、関電さんは商売の本質を今こそ再認識する時ではないでしょうか?
写真は「近江商人の商売十訓」です。商売はこうありたいですね!