子どもの貧困格差 ~今すぐ改善に向かわないと・・・~
ここ数年間で、とても気になっているニュースがあります。
それは「日本国内における貧困の格差」です。
私が和ホームのグループ会社である椎葉工務店を創設したのは、半世紀以上前になりますが、当時は、高度成長期の真っただ中にあり、世界に追いつけ、追い越せと、環境汚染も顧みることなく、日本の全産業が、フル稼働していました。これは前回のブログでもお話ししましたね~。
当時の会社といえば、年功序列、終身雇用というのが当たり前で、業績は右肩上がりで、当然、国全体も大いに潤っていて、その恩恵は、しっかりと教育制度(予算)にも反映していました。
ところが、1980年代の後半にバブルがはじけたことをきっかけとして、一気に企業の倒産数が増え、会社の業績も右肩下がりとなったことで、実力主義が幅をきかせ、その結果、離職者はもとより、非正規社員が一気に増え、その増加は現在に至っても続いています。
現在、日本では、貧困の格差が深刻な問題となっていますが、さらに深刻なことが、「子どもの貧困格差」です。この表を見ていただくとさらにショックな現況が浮かび上がってきます。
一目瞭然ですが、これが現在の日本の「子どもたちの格差」の現実です。
逆に貧困格差のない国々には、北欧の社会保障が発達している国が見られますが、日本はそれが発達しているにも関わらず、これほどの貧困差が出てしまうのは、政治制度にその責任の一端があると思います。
公務員や議員の厚遇が続く限り、子どもたちの貧困格差は縮まらないと思います。
何とか、義務教育の完全無償化だけは、この数年で法制化してほしいですね。
まずは、国会議員をはじめ、地方の議員の議席を減らし、報酬を減らすことが急務です。
和ホームとしても、子どもたちの社会科の副読本作りにご協力させていただいてますが、今後さらに協力できるように努めて参ります!