生態環境保護で考えさせられる記事
これらの写真はあるヨーロッパの国の毛皮生産の現場です。
私たちは、日常的に革の靴を履き、男性のみならず、女性のみなさまは、少なからず革のバックや毛皮のコートをもっておられると思います。
そして、連日のようにグルメ番組があり、美味しいお肉料理などは、番組を盛り上げるための欠かせないテーマの一つです。
考えてみれば、毛皮も、美味しいお肉も、同じように飼育された、動物から得られるものです。
現在、日本の人口は減少の一途を辿っていますが、一方では、途上国では人口が爆発的に増加しており、新興国では、人口増加にともなう、強烈な消費が始まっています。
また、中国の消費に至っては、「爆買い」に代表されるように、留まるところを知りません。
当然、「お肉」や「毛皮」の消費も、爆発的増加の傾向にあります。
月並みですが、私たちの地球は「食物連鎖」によってバランスが保たれています。
今、その連鎖が少しずつ壊れつつあるのです。
過剰な「お肉」や「毛皮」のために処理される動物たちは、人間の欲を満たすのは良いですが、その見返りとして、生態環境が破壊され、生態系が乱れてきました。
ただ、「ゆでがえる状態」というか、私たちは、普段の生活では、どうしても気付くことが出来ないのが実情です。
最近、都会でも野生動物の出現や被害が報道されていますが、これは、俯瞰してみれば、加速度的な人口増が、消費をいくらでも加速させて、その消費が、山や海を切り開き、埋めたて、自然に生息する動物を追いやっていると思うのです。そして、都市が生まれると、人はどんどん贅沢な暮らしを指向するようになります。
当然、「お肉」や「毛皮」の需要も増えます。
和ホームでは、少し意味合いは異なりますが、自然環境について活動をさせて頂いてます。
普段の自然保護の延長が、生態保護にも繋がっていると思いたいものです。
これからも、少しでも環境にやさしい家づくりと環境CSR活動を続けてまいります。