地鎮祭
和ホームの周辺は、普段でも、車の行き来が頻繁ですが、12月も半ばに差し掛かってくると、より一層往来が増え、町中が騒がしくなってきました。
といっても、岸和田が一番騒がしくなるのは、「だんじりウィーク」なので、それと比べると大したことはないとも言えます。
さて、先月は、我が家のリセット(建て替え)のお話と現場リポートをしましたが、今回は地鎮祭の報告をさせてください。
しばらくの間、折を見て、我が家の建て替え報告をしてまいりますが、「我が家」という以前に、今回の建て替えは、椎葉工務店、そして、和ホームを務めあげてきた、私、椎葉正四の人生の総決算、集大成とも言える、大仕事です!
私が、故郷の椎葉村で、大工の見習いからスタートしたあと、この岸和田の地に降り立ち、お客様の家を建てることを人生の糧として、寸時を惜しまず半世紀頑張ってまいりました。
そこで培ってきた、ノウハウを今回の家にぶつけてみようと思っています。
そして、建築中には、お世話になったお客様や関係者の方々、そして、これから、リフォームを始めとした家のことを考えられている方々に、自由にご覧いただくために惜しみなく開放しようと考えています。
もちろん、同業者の方たちにも来ていただき、和ホームの匠の技をご参考いただければ幸いです。
写真は昨日の地鎮祭の様子です。
「地鎮祭」とは施工に先立ち、土地の神様に対してお祝いをすることで、敷地を清め、建築中の安全と建築物が永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。
地鎮祭には、斎竹(イミダケ)、神饌(シンセン)、鎮めもの、鍬入れなど、日本古来から伝わる様々な儀式がありますが、日本人の住まいに対する畏怖や敬愛を常々考えさせられ、神妙な気持ちになります。
いよいよ、来年1月の棟上げに向けての第一歩です。
棟梁はじめ、協力会社さんとともに、真剣に取り組んでいきたいと思います。
宮司さまはじめ、今回ご臨席いただきました皆さま、ありがとうございました。